ローンのタイプ

    元金据置返済とは?

    元金据置返済とは、返済当初の一定期間、6ヶ月ないし1年のあいだ、元金の返済をせず、利息のみの支払いをおこなって、当初の負担を軽減する方法です。住宅購入などに付き物の家具購入などで入り用になるので諸経費を埋め合わすために元金支払い分の金額を使いたい時などに活用出来ます。
    また、元金据置返済は、元金均等返済や元利均等返済の様な返済方法でも活用可能です。この据置期間経過後は、残りの返済期間に応じて返済額を負担することとなります。
    ただし、据置期間中は元金部分の減少がないことから、総返済額における利息負担部分は多くなります。なお、この元金据置型は、すべての金融機関において利用できるわけではないため、利用を検討する場合には、直接、問い合わせて確認してみるとよいでしょう。

    元金据置返済のメリット

    元金据置型においては、返済当初の返済額を軽減することができるため、なにかと出費のかさむ住宅取得時の家計にゆとりをもたせることができます。
    すなわち、引越代や家具購入など諸々の出費により、返済期間に応じた通常の返済額を支払うことが難しいというような場合に、元金部分の支払いを先延ばしにして当初の返済額を軽減するメリットがあるといえます。また、通常、返済額には元金と利息が含まれていますが、元金据え置き返済の場合に返済するのは利息だけですので、返済額が軽減されます。ちなみに、この場合、元利均等返済と元金均等返済のいずれの方法も選ぶことができます。

    元金据置返済のデメリット

    元金据置返済は元金の支払いがない期間があるので、元金に対しての金利が減らないので、総返済額は多くなるデメリットがあります。
    また、10年返済の場合に元金据置返済を利用すると、住宅ローン控除のメリットが受けられなくなる可能性があるので注意が必要です。
    すなわち、住宅ローン控除における借入金の条件は、10年以上の割賦償還または割賦払いでなければいけないため、通常、借入日から返済完了日までの期間が10年の場合には住宅ローン控除の適用が認められますが、その10年の間に据置期間が設けられていた場合には、償還期間が10年に満たないこととなり、ローン控除の対象外となってしまう可能性があるわけです。